しずなび株式会社(旧:静岡セキスイハイム不動産)は、TEDの精神に共感し、この度「TEDxHamamatsu2017」に参加することとなりました。
テーマ – Grab it! –
昨年の夏ごろ、インターネットである記事を見つけました。
それは『アイデアに価値はない』というものでした。しかも、Googleの共同創業者 ラリー・ペイジが言っていると。ラリー・ペイジといえばTEDスピーカーでもあります。
『価値あるアイデアを広めよう』という理念に共感してTEDのステージにあがっているはずなのに、どういうことだろう?と思って彼の実際の動画を見てみました。
彼はその中で決して、「アイデアに価値はない」とは言っていませんでした。「アイデアだけではなく、思いついたらアクションを起こしてみよう。価値があるかないかはその後だ。」という表現で、決して『アイデアに価値はない』と言いたいわけではありませんでした。
TEDxHamamatsu は2015年に始まりました。
最初の年(2015年)はテーマを「魅力を再発見」とし、昨年(2016年)は「FUSION(融合)」としました。TEDxHamamatsu に参加することで見つけられるさまざまなアイデアの種、その魅力を再発見して、それらを融合することで新しいなにかの形になってくれたらと願っていました。
今年はぜひ、皆さんにその先のアクションを起こしてもらえたらと思っています。なにに対してのアクションなのかは、人それぞれ違うでしょう。
ずっとやりたいと思っていること
きっかけを掴み損ねていること
いつかやろうと思っていること
できないままになっていませんか?
それに対して、なにかできない理由があるのかもしれません。でも、それを自ら“やらない理由”にしているだけで、“できない理由”ではないのではないでしょうか?
ラリー・ペイジはこう言っています。
When a really great dream shows up, grab it!
(素晴らしいことを思いついたら、とにかくやってみることです!)
“Grab it!”
あなたの“it”はなんですか?
それを考えて、皆さんと共有し、アクションに移すことができたら…という思いを込めて、今年のテーマを“Grab it!”とします。
TEDxHamamatsu があなたのアイデアを動かす、きっかけの時と場所でありたいと思います。
TEDxHamamatsu オーガナイザー 河口哲也
TEDxHamamatsuとは
「価値あるアイデア」を広める、世界で注目のイベント
TEDxHamamatsu(テデックスハママツ) は、地域の文化、伝統、芸術、産業など、さまざまな分野から発表者を迎え、スピーチやパフォーマンスにより価値あるアイディアを共有し、その様子をインターネットを通じて世界へ発信します。
TEDxHamamatsu は、「広める価値のあるアイデアを共有する」というTED(テッド)の精神を受け継ぎ、アメリカの TED本部から正式にライセンスを受け、2014年10月に発足しました。非営利組織としてボランティアによって運営され、浜松のアイデアを世界に広めると同時に、世界のアイデアを浜松に取り込むことを理念としています。
「ものづくりの街」として発展してきた浜松が、近年の企業の海外移転や人口減少による活力減退に直面する中、TEDxHamamatsu は、この地域に潜んでいる素晴らしいアイデアを発掘し、共有し広める場を提供することを目的としています。
また、その活動はイベント開催だけに留まらず、コミュニティ運営を通して、浜松の街を豊かに楽しくすることに貢献したいと考えています。
だからこそ、しずなび株式会社は、今後もこのような取り組みを通じ、地域社会を豊かにしようとチャレンジされる方々をサポートさせていただき、共に前に進みたいと考えています。